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ロゴ作成依頼時の必要な事前準備とは?後悔しないための注意点も解説

ロゴ作成依頼時の必要な事前準備とは?後悔しないための注意点も解説

11.242023
CATEGORYグラフィック


ロゴは企業の認知度を高めたり、商品の売上促進を図ったりと、さまざまな面で高い効果を発揮します。しかし、漠然としたイメージでロゴ作成を制作会社に依頼すると、理想と違うものが納品され、後悔してしまうケースもあります。
そこで今回の記事では、満足の行くロゴを実現するため、ロゴ作成依頼時にしておくべき事前準備について、詳しく解説していきます。
これからロゴ作成を制作会社に依頼しようか検討している方にとっては、非常に有益な内容となっているので、ぜひ最後までご覧ください。

ロゴ作成依頼時の必要な事前準備6選


ロゴを依頼するにあたって、理想的なロゴに仕上げるためには、いくつか事前準備が必要です。ここでは、特に重要な6つの事前準備をご紹介します。
これらをしておくか否かで、ロゴの仕上がりに大きく差が出るので、ぜひ参考にしてください。

事前準備①:ロゴを作る目的・理由を明確にする

ロゴの作成を依頼する際は、まず何のためにロゴを作るのか、その目的・理由を明確にすることが大切です。
一括りにロゴといっても、会社の知名度を上げるためだったり、商品に愛着を持ってもらうためだったりと、その目的・理由はさまざまです。この時点でブレがあると、せっかく時間とお金をかけても、中途半端なロゴになってしまいかねません。
そのため、ロゴの作成を制作会社に依頼する際は、まず何のためのロゴなのかを、自社でしっかり検討することから始めましょう。

事前準備②:ロゴマークなのかロゴタイプなのかを決める

ロゴには大きく「ロゴマーク」と「ロゴタイプ」の2種類があるので、どちらの作成を希望するのか、事前に決めておくことが大切です。
ロゴマークとは、図案やデザインで表されたロゴのことで、Apple社のリンゴのマークなどが代表例として挙げられます。一方のロゴタイプとは、文字列をデザインに落とし込んだロゴのことで、Google社のロゴが代表的です。また、YouTubeのロゴのように、ロゴマークとロゴタイプを組み合わせたものも多くあります。
ロゴマークとロゴタイプは、それぞれに役割が異なるため、目的に合ったものを選ぶようにしましょう。
≫ロゴマークとロゴタイプの違いについて、詳しくはこちら

事前準備③:会社や商品の背景・展望などの詳細を伝える

ロゴ作成を依頼する際は、そのロゴを使用する会社や商品について、これまでの背景や今後の展望などの詳細を伝えることも大切です。
ロゴを作る目的はさまざまですが、その根底には「他社との差別化」があります。他社と差別化するためには、自社の特徴を踏まえたロゴ作りが必要となるため、背景や展望といった情報が必要不可欠となります。
たとえば、会社のロゴであれば、どのような理念で創業し、どんなサービスで顧客を獲得してきたかといったストーリーが役立ちます。また、商品のロゴであれば、今後どんな商品にしていきたいかといったビジョンが効果的でしょう。

事前準備④:訴求したいターゲットを設定する

ロゴ作成時は、訴求ターゲットをなるべく具体的に設定することが大切です。
たとえばターゲットを男性とする場合は、鋭角的でクールなデザインのロゴが好まれる傾向にあります。一方、女性向けの場合は、やわらかく優しい印象のロゴが好まれやすいです。もちろん、ターゲットは男女の区別以外にも、年齢や嗜好など、さまざまな属性に分けられ、それに応じて適するロゴのデザインが変わってきます。
訴求ターゲットを設けず、万人に向けたロゴを作ろうとすると、結果的に誰にも刺さらない凡庸なロゴになってしまいかねません。せっかくロゴを作るのであれば、対象とするターゲットをなるべく掘り下げたうえで制作依頼を行いましょう。

事前準備⑤:使いたいカラーを伝える

ロゴ制作時、使用したいカラーが決まっている場合は、あらかじめ伝えておきましょう。
ロゴのカラーは非常に重要な要素です。既にコーポーレートカラーが決まっている場合は、同じ色を会社ロゴに使用することで、会社のブランディングにも役立ちます。また、商品ロゴの場合は、商品の特徴やターゲットの趣向に合わせたカラー設定をすることで、宣伝効果をより高めることが期待できます。
≫ロゴの色が与える印象について、詳しくはこちら

事前準備⑥:見本や参考例があれば提示する

ロゴ制作を依頼するとき、見本や参考例があれば、提示するとやり取りがスムーズになります。
理想のロゴイメージが明確にあっても、それを言語化して伝えるのは容易なことではありません。多くの場合、伝言ゲームが上手く伝わらないように、思っていたのと違うイメージで伝わってしまいます。
その点、見本を持参した状態で打ち合わせを行えば、イメージのすり合わせが上手く運びます。もし見本を作成するのが難しい場合は、似たイメージの既存ロゴをいくつか参考例として持っていくのもよいでしょう。ただし、その場合は盗用にならないように注意が必要です。

ロゴ作成依頼時の注意点


ロゴ作成を依頼する際、注意していないと、理想通りのロゴに仕上がらなかったり、後々トラブルに巻き込まれたりするリスクが発生します。
ここでは、ロゴ作成で後悔しないよう、依頼時に注意しておくべきポイントを3つご紹介します。これからロゴ作成を依頼する方は、ぜひ参考にしてください。

注意点①:制作会社に任せきりにしない

ロゴ作成を制作会社に依頼する際は、すべてを任せきりにしないように注意しましょう。
ロゴ制作が初めての方だと「相手はプロだから」と、詳細を含めてすべて制作会社に一任してしまうケースがあります。しかし、そのように丸投げ状態で依頼すると、イメージとまったく違うロゴや、無難で特徴の薄いロゴに仕上がってしまいかねません。
そのため、ロゴ作成を制作会社に依頼する際は、イメージの相違を防ぐため、なるべく多くの情報を提供するようにしましょう。

注意点②:納期を無理に短縮しない

ロゴ制作を外注する際、納期を無理に短くするのはおすすめしません。
ロゴ制作は、素人目にはアイデア次第ですぐ仕上がるものに思われるかもしれません。しかし、大きさのバランスや色の組み合わせなど、完成度の高いロゴにするためには、さまざまな工程があります。無理に納期を短くすると、そのような工程を省かざるを得なくなり、完成度の低いロゴを納品されかねません。
ロゴは、一度作ったら半永久的に使える一生物です。納得のいく完成度に仕上げるためにも、納期にはなるべく余裕を持たせて依頼するようにしましょう。

注意点③:盗用をしない

ロゴ制作を依頼する際、既存のロゴを盗用しないよう十分に注意してください。意図的な盗用はもちろんNGですが、意図せず盗用してしまった場合も、トラブルに発展しかねません。
特に、参考例として他社のロゴを使う場合は注意が必要です。そのまま流用すると盗作扱いになり、依頼主にとっても制作会社にとっても不利益が生じます。
そのため、他社のロゴなどを参考にする際は、それが自社のものでないことを明示しておきましょう。

まとめ

今回は、ロゴ作成を制作会社に依頼する際、必要となる事前準備について詳しく確認してきました。
ロゴは一度作れば長く使えるものですが、事前準備が十分でないと、イメージと違うものに仕上がりかねません。今回ご紹介した事前準備や注意点を参考にして、理想通りにロゴを作成しましょう。

弊社CREED BANKでは、企業ロゴや商品ロゴの制作を承っております。ロゴ作成の事前準備に不安がある場合、イメージづくりからサポートすることも可能です。
新しくロゴの作成を検討している方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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