集客, ロゴ, ブランディング, プロダクト

MAGAZINE創るマガジン

© CREED BANK Co.,Ltd.

商品ロゴを作ろう!得られる効果や作り方、活用方法などを詳しく解説

商品ロゴを作ろう!得られる効果や作り方、活用方法などを詳しく解説

08.182023
CATEGORYグラフィック


企業のブランディングにおいて、社名を象徴するロゴは欠かせない存在です。しかし、ロゴの活用範囲は企業ブランディングにとどまらず、商品の売り上げや認知度を高めるためにも高い効果を発揮します。
しかし、商品ロゴを作る際は、企業ロゴとは異なる注意点があるため、既に自社ロゴを持っている場合でも、気持ちを新たに制作に取り掛かる必要があるでしょう。
この記事では、初めて商品ロゴを作る方に向けて、商品ロゴの特徴や得られる効果、具体的な作り方などを詳しく解説していきます。
新しく商品を打ち出すにあたり、専用のロゴを作ろうか検討している方は、ぜひ参考にしてください。

商品ロゴとは?


商品ロゴとはその名の通り、ある特定の商品に付けられるロゴのことです。商品にロゴを付けることで、他の商品との違いをアピールしたり、その商品の特徴やメリットなどを消費者に印象づけたりすることができます。
たとえば、たくさんの品物が並ぶスーパーマーケットで目的の商品を探す際、「いつものマーク」を目印にすることはありませんか?このとき目印にしているのが商品ロゴです。
このように、商品にオリジナルのロゴが付いていると、その商品に愛着を持ってもらえたり、リピート購入してもらえたりといったプラスの影響が得られます。

商品ロゴと企業ロゴは何が違う?

私たちが普段目にするロゴには、商品ロゴのほかに企業ロゴというものもあります。企業ロゴは名前の通り、企業を象徴するためのロゴです。
商品ロゴと企業ロゴは、どちらも「消費者(顧客)に覚えてもらいたい」という点では役割が共通しています。しかし、それ以外の点では少し違いがあり、商品ロゴでは他商品との差別化や、商品の特徴アピールなど、企業ロゴとは違う点での工夫が求められます。
商品ロゴの具体的な効果については、次の見出しで詳しく確認していきましょう。

商品ロゴによって得られる効果


商品ロゴの有無は、その商品のブランディングに影響を与え、売れ行きや人気を大きく左右する要因になります。
ここでは、商品ロゴを付けることで得られる具体的なメリットを、4点厳選してご紹介します。

効果①:他社の競合商品と差別化できる

商品ロゴを付けると、他社の競合商品との差別化を図ることができます。
たとえば、パッケージの見た目がほぼ同じ「A牛乳」と「B牛乳」の2種類が同じ棚で販売されているとしましょう。そのうち、A牛乳には牛さんをあしらったポップなロゴが付いていて、B牛乳には製品名のみがシンプルに記載されています。あなただったら、どちらの牛乳を選びますか?
おそらく、大多数の人が商品ロゴの付いたA牛乳を選ぶでしょう。このように、商品にオリジナルのロゴを付けることで、競合他社の類似商品と差別化され、売り上げや認知度を高めることが期待できます。

効果②:自社商品と差別化できる

商品ロゴを付けることには、自社商品との差別化という効果もあります。
同じ会社の商品であっても、ターゲットが変われば目指すべき方向性も異なります。そのため、それぞれのターゲットに最適化するためには、ときに自社商品同士を切り離す必要があるのです。
たとえば、シャンプーを例にとって考えてみましょう。女性向けのシャンプーであれば、髪の毛のツヤや滑らかさをイメージさせる商品ロゴが適切です。その一方、男性向けシャンプーの場合は、洗い上がりの爽快感をイメージさせるロゴの方が、より売り上げに直結するでしょう。このとき、それぞれのロゴを入れ替えたとしたら、おそらく両者の売り上げは大きく落ち込んでしまうはずです。
このように、商品ロゴを付けることで、自社商品をターゲットごとに住み分けさせ、それぞれに適切なブランディングを行うことが可能となります。

効果③:商品の名称を覚えてもらえる

商品名をデザインに加えた商品ロゴの場合、商品の名称を覚えてもらいやすくなる効果も得られます。
人間の脳は、文字だけのものよりデザインのあるものの方を優先的に記憶します。そのため、単に商品名が記載されているよりも、デザイン性のある商品ロゴとして記載されている方が、その存在が強く脳に刻まれるのです。
ちなみに、商品名のように文字をベースにして作られたロゴのことを、特に「ロゴタイプ」と呼びます。そのため、商品名の認知度アップを狙いたいのであれば、後述するロゴマークよりロゴタイプの方が適切だといえるでしょう。

効果④:商品の特徴やメリットをアピールできる

商品ロゴを付けると、その商品の特徴やメリットを、消費者に向けてアピールできるという効果も得られます。
上述の通り、人間の脳は無意識にデザインを強く記憶します。そして、そのデザインからポジティブな印象が喚起されれば、その場で購入に至らなかったとしても、「あの商品がよさそうだから買ってみよう」と購買を促すことに繋がります。
たとえば、ジューシーな果実を模したカラフルなロゴの付いたジュースと、単に商品名だけが書かれたジュースであれば、多くの消費者が前者に魅力を感じることは、もはや明らかでしょう。
なお、このように商品の特徴やメリットを図案としてデザインしたロゴは、特に「ロゴマーク(シンボルマーク)」と呼ばれます。先ほど挙げたロゴタイプとは訴求ポイントが異なるので、ブランディングに合わせて使い分けたり、それぞれを組み合わせて使ったりと、様々な工夫を施すことが求められます。

商品ロゴの作り方の手順とは?


商品ロゴの意味や得られる効果がわかったところで、ここからは、商品ロゴの具体的な作り方を確認していきます。
取り上げる作り方の手順は全部で4種類。それぞれの注意点も併せてご紹介するので、これから商品ロゴを作る方は、ぜひ参考にしてください。

作り方①:ターゲットを明確にする

商品ロゴを作る際は、まず商品のターゲットを明確にしましょう。
どんなによい商品ロゴであっても、万人に刺さる商品ロゴはありません。そのため、誰に刺さるロゴにしたいのかを定め、それをもとに色やデザインなどを決めていく必要があります。
ターゲットを決める際は、年齢や性別、嗜好などを具体的にしていくのがポイント。その際、想定される架空の顧客(ペルソナ)を用意するのも効果的です。

作り方②:商品コンセプトを明確にする

ターゲットが具体的に定まったら、次は商品コンセプトを明確にしましょう。
商品コンセプトとは、それがどのような特徴の商品か、使うことでどんな効果が得られるかなどを端的に表したものであり、ロゴの方向性を決める重要な存在です。
もし商品コンセプトが定まらないままにロゴを作成したとしたら、制作の方向性がブレてしまいます。その結果、時間をかけてもなかなか仕上がらないか、仕上がっても実用性の低いロゴになってしまうでしょう。

作り方③:商品の効果やイメージをデザインに反映させる

商品のターゲットやコンセプトが定まったら、ロゴのデザインに商品の効果やイメージを反映させる段階に入りましょう。
たとえば、女性向けの商品であれば、ロゴにピンクなどの優しい色合いを使ったり、デザインに丸みを帯びさせたりしてみましょう。反対に男性向けの商品であれば、紺などの男性らしい色を使ったり、エッジの立ったデザインにしたりといった方向性がよいかもしれません。
とはいえ、これらはあくまで一般論です。実際は想定するターゲットやコンセプトによって、商品ロゴのデザインの可能性は無限に広がります。
そのため、自社で商品ロゴを作るのが難しい場合は、デザイナーや制作会社に依頼し、プロの手で制作してもらうのもよいでしょう。

作り方④:ロゴタイプとロゴマークを使い分ける

商品ロゴを作る際は、ロゴタイプとロゴマークを使い分けるのも重要なポイントです。
繰り返しになりますが、ロゴタイプとは文字をベースにしたロゴであり、商品の名前をアピールするのに高い効果を発揮します。その一方、ロゴマークは図案をベースにしたロゴであり、商品の特徴を訴求する点に強みがあります。
両方のメリットを得たい場合、ロゴタイプとロゴマークを併用することも可能ですが、その際はデザインの統一感に注意しましょう。最初から組み合わせる前提であれば、両者を別々に作るのではなく、まとめて1つのロゴとして作る方が得策です。

商品ロゴの具体的な活用方法


商品ロゴは一度作ってしまえば、色々な用途で活用の幅を広げていくことができます。
最後に、そのような活用方法の具体例について、詳しく確認していきましょう。

活用例①:商品のパッケージ

商品ロゴの活用例として、まずは商品パッケージに付けることが挙げられます。
ロゴの有無は、商品の売り上げや認知度、ひいては消費者からの人気にまで大きな影響を与えます。そのため、自社で今後大きく売り出したい商品がある場合は、早い段階で商品ロゴを作るとよいでしょう。

活用例②:名刺やユニフォーム

商品ロゴは、商品に付けるだけでなく、名刺やユニフォームに記載するという活用方法もあります。
たとえば、自社の生産主軸がIT機器で、新しく食品業界に参入するとします。その場合、IT機器で知られている企業ロゴが、食品部門の営業社員の名詞や作業員の制服に付いていると、かえって誤解を与えかねません。
そのようなときは、企業ロゴの代わりに商品ロゴを名刺や制服に付ければ、新たな市場でも先入観に左右されないブランディングが可能となるでしょう。

活用例③:ポスターやチラシなどの販促広告

商品ロゴは、ポスターやチラシなどの販促用の広告に活用することも可能です。
広告に商品ロゴを入れれば、文字で商品名をアピールするよりも、自然かつ効果的に商品の認知度を高めることができます。
また、日頃から無意識に商品ロゴを見ることで、消費者の中でその商品への愛着が生まれ、競合商品と迷った際に「このロゴ見たことあるから」と手に取ってもらいやすくなります。

まとめ

今回は、商品ロゴの意味や得られる効果、具体的な作り方や活用方法などについて、詳しく確認してきました。
商品ロゴの有無は、商品の売り上げや認知度に大きな影響を与えます。そのため、自社の中で特に売り出したい商品やシリーズに関しては、独自の商品ロゴを作成することをおすすめします。
弊社CREED BANKでは、商品ロゴや企業ロゴの制作を承っております。入念にヒアリングをしたうえで、ロゴタイプからロゴマーク、両方を組み合わせたものに至るまで、貴社のニーズに合ったロゴを制作いたします。
新しく商品ロゴを作ることを検討している方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

01制作実績

WORKS

MORE

MORE