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メールマガジンの有用性について。具体的な効果やメリット・デメリットを解説

メールマガジンの有用性について。具体的な効果やメリット・デメリットを解説

05.032024
CATEGORYマーケティング


メールマガジン(メルマガ)は、効果的に配信できれば、顧客との関係性の強化や販促促進など、多くの有用な効果を得られます。しかし、これまでメルマガを配信したことがなく、運用方法などがわからず困っている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、そもそもメルマガとは何かという概要から、メルマガ配信で得られる効果、メリットやデメリットなどについて、詳しく解説していきます。
これから新しくメルマガ運用を始める方は、ぜひ参考にしてください。

そもそもメールマガジン(メルマガ)とは?


メールマガジン(メルマガ)とは、定期的に電子メール形式で配信されるニュースレターのことです。個人が配信する場合もありますが、多くの場合、企業が見込み客や既存顧客などにアプローチするマーケティング手法として使われています。
メルマガの誕生は古く、電子メールが誕生して間もない1970年代後半には既に使用されていたといわれています。そのため、近年主流となっているSNSなどに比べると古い印象を持つ方も多いでしょう。
しかし、メルマガにはSNSなどのマーケティングにはない効果やメリットがあるので、現在でも多くの企業によって積極的に活用されています。

メルマガの主な配信方法

メルマガの配信方法は、主に「テキスト形式」と「HTML形式」の2種類に分けられます。
まずテキスト形式は、文字や数字などのテキスト情報だけで配信するメルマガです。PCやスマートフォンなど、受信者の環境に左右されず配信が可能な点がメリットですが、画像や動画などを埋め込めない点がデメリットです。また、開封率の確認ができない点にも注意が必要でしょう。
一方のHTML形式は、HTMLコードを使って文字のフォントや色の変更や、画像や動画の挿入ができるメルマガです。視覚的にアプローチができ、開封率などの測定ができる点がメリットですが、受信者の環境によっては表示できない可能性に注意が必要でしょう。

メルマガ配信で期待できる効果


ここでは、メルマガ配信で期待できる代表的な3つの効果について、詳細を確認していきましょう。

効果①:読者との関係性の強化

メルマガを定期的に配信することで、読者との関係性の強化を図れます。
関係性の強化とは、言葉を換えると、読者との接点を増やすということです。人は、接点が多いものに無意識的に好感を抱くといわれています。そのため、メルマガで継続的にコミュニケーションを取ることによって、自社の商品やサービスに対してポジティブな印象を持ってもらい、自社のファンになってもらうことが期待できます。
とはいえ、もちろんただ接点が増えるだけでは意味がありません。読者から好印象を持ってもらうためにも、メルマガの内容は読者にとって有益なものにするよう心がけましょう。

効果②:商品・サービスの認知度アップ

メルマガ配信によって、自社の商品やサービスの認知度を向上させる効果も得られます。
新しく商品やサービスを開発したとしても、広告やSNSなどで0から認知度を向上させるのは難しいことが多いです。その一方、メルマガの場合は既に自社を知っている読者に向けて配信するので、より効率的に認知度を高められます。
また、広告やCMは紙面や放送時間の縛りによって情報量に制限がありますが、メルマガならより多くの情報を詳しく伝えられます。そのため、メルマガを活用すれば、短い期間でも効果的に自社の商品やサービスの認知度をアップさせられるでしょう。

効果③:キャンペーンやクーポンなどでの販売促進

メルマガでキャンペーンやクーポンなどの情報を配信すれば、販売促進の効果も得られます。
メルマガは、基本的に希望した人にしか送られません。つまり、メルマガの読者は自社の商品やサービスに少なからず興味を持っているということです。
そのため、メルマガでお得なキャンペーンやクーポンの情報を送れば、読者の購買意欲を促進し、売上やコンバージョンのアップが期待できるでしょう。
ただし、販売促進を狙ったメルマガばかりを配信すると、顧客が離れる原因にもなりかねません。そのため、顧客に有益な情報を織り交ぜ、情報のバランスに注意することが大切です。

メルマガのメリット


メルマガ配信には、他のマーケティング手法と異なるメリットがあります。
ここでは、代表的な3つのメリットについて、それぞれの詳細を確認していきましょう。

メリット①:コストパフォーマンスが高い

メルマガの1つ目のメリットは、そのコストパフォーマンスの高さです。
たとえばWEB上や紙面で広告を打つ場合、必ず広告費がかかります。また、顧客に直接送付するDM(ダイレクトメール)の場合も、印刷物の製作費や輸送費などでコストがかかります。
その一方、メルマガは電子メールで送るため、印刷費も輸送費もかかりません。ツールを使用する場合でも数千円~数万円程度で済むので、他のマーケティング手法に比べ、はるかに高いコストパフォーマンスを期待できるでしょう。

メリット②:読者に合った情報を発信できる

メルマガの2つ目のメリットは、読者に合わせて発信する情報を選べる点です。
たとえばオウンドメディアでブログを書く場合、それを誰が読むかは選べないため、色々なターゲットを想定した文面にしなければなりません。その結果、内容が八方美人なものとなり、特定の層にリーチするのが難しくなります。
その一方、メルマガの場合は読者の年齢や性別、嗜好などの情報によってセグメントに分け、それぞれに最適な内容を配信できます。
そのようにして、読者のニーズに合ったメルマガを配信すれば、高い開封率やクリック率を達成し、より高い効果が期待できるでしょう。

メリット③:広告よりも成果に繋がりやすい

メルマガの3つ目のメリットは、広告よりもコンバージョンなどの成果に繋がりやすい点です。
大前提として、メルマガは不特定多数の相手に送るものではなく、あくまで「配信を希望している顧客」に対して送られます。そのため、メルマガの読者は基本的に自社に対してポジティブな印象を抱いており、キャンペーンなどのコンバージョン率が高くなる傾向にあります。

メルマガのデメリット

メルマガ配信には、メリットもあればデメリットも存在します。
ここでは、特に注意したい2つのデメリットについて、詳しく確認していきましょう。

デメリット①:DMに比べて開封率が低い

メルマガは、紙のDMに比べると開封率が低い点がデメリットとして挙げられます。
メルマガの開封率の平均は、調査によって数値が異なりますが、15~25%くらいだといわれています。つまり、5人に1人程度にしか開かれていないということです。
その一方、「一般社団法人日本ダイレクトメール協会」が実施した調査によれば、DMの開封率は約79.5%であり、約5人に4人が開いている計算になります。
メルマガの開封率を上げるための対策としては、読者の目を惹くタイトルにしたり、開封されやすい時間帯に配信したりなどが効果的でしょう。
引用:「DMメディア実態調査2021」調査報告書要約版|一般社団法人日本ダイレクトメール協会

デメリット②:内容をすべて読んでもらえるとは限らない

メルマガを開封してもらえたとして、その内容をすべて読んでもらえるとは限らない点も、メルマガのデメリットの1つです。
仮にメルマガを開いたとしても、その内容に興味を持てなければ、読者は途中でメールを閉じてしまうでしょう。そうなることを防ぐには、読者にとって有益な情報を盛り込むことが大切です。
先述の通り、メルマガは基本的に読みたい人しか登録しないものです。登録してくれている読者の期待に応えるためにも、メルマガの内容には気を配るように注意しましょう。

まとめ

今回は、メールマガジンの有用性をテーマに、具体的な効果やメリット・デメリットなどについて、詳しく確認してきました。
メールマガジンは古くからあるWEBマーケティング手法ですが、コストパフォーマンスが高く、自社に興味を持つ読者に効果的にアプローチできるため、多くの企業によって実施されています。
自社商品やサービスのコンバージョンなどで伸び悩みを感じている方は、今回ご紹介したことを参考に、ぜひメールマガジンを活用してみてください。

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