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サイトのアクセス解析ってなにをすればいいの?注意点やおすすめツールをご紹介!

サイトのアクセス解析ってなにをすればいいの?注意点やおすすめツールをご紹介!

11.102023
CATEGORYマーケティング

より良いWEBサイトを作るうえで、アクセス解析は必要不可欠な作業です。しかし、アクセス解析と聞いても、具体的に何をすれば良いかわからず、困っている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回の記事では、アクセス解析とは何かという基本、アクセス解析をする際の注意点や基本的な流れ、おすすめのツールなどについて、詳しく解説していきます。
自社WEBサイトに何かしらの課題を感じている方は、ぜひ参考にしてください。

アクセス解析とは

アクセス解析とは、WEBサイトを訪れたユーザーのデータを収集し、それを分析することを意味します。
WEBサイトには日々たくさんの人々が訪れますが、彼らの訪問目的や性別、地域などは1人ひとり違っています。適切にアクセス解析をすることで、それらユーザーの特徴を分類し、「サイトを訪問するのがどんな人なのか」「どのページが人気で、どれくらい滞在しているのか」「どの時間帯の閲覧率が高いのか」など、細かいデータを取得できるのです。

アクセス解析をする目的

アクセス解析をする目的は、それによってWEBサイトのコンバージョンアップに繋がる課題を発見し、改善させることです。
ビジネス用途のWEBサイト運営では、商品購買やサブスクリプション登録、資料請求などのコンバージョンが求められているはずです。しかし、ただ手をこまねいているだけでコンバージョンが上がるとは限りません。多くの場合、ユーザーのニーズなどを踏まえ、適宜WEBサイトを改善していくことが求められます。
その際に役立つのが、アクセス解析です。解析して得たデータをもとに課題を見つけ、それを1つひとつ改善していくことで、よりコンバージョン率の高いWEBサイトを構築できるようになります。

アクセス解析で収集できるデータ

アクセス解析によって収集できるデータは、主に以下の通りです。

  • ユーザーのサイト訪問数
  • ページごとのユーザーの閲覧数
  • ユーザーがどのような経路でサイトに至ったか
  • ユーザーがどのページを見てサイトを離れたか
  • 訪れたユーザーのうち、どれだけがコンバージョンに至ったか

ただし、使用するツールによって、各データ指標の詳細は異なります。また、目指すWEBサイトの方向性によって、どのデータを使うのが適切かも変わるので、必要に応じてデータを取捨選択することが必要とされます。

アクセス解析をする際の注意点

アクセス解析は、サイトのコンバージョンアップに効果的な方法ですが、何も注意せずに行うと、十分な効果を発揮できず後悔しかねません。
ここでは、アクセス解析を行う際の注意点を2つご紹介します。これからアクセス解析を行う方は、ぜひ参考にしてください。

注意点①:アクセス解析しただけで満足しない

アクセス解析はあくまで、WEBサイト改善のための手段であり、目的ではありません。目的なくアクセス解析をしただけでは、そのデータは何の役にも立たないものになってしまいます。
そのため、アクセス解析をする際は、それによってサイトをどう改善させたいのか、目標を明確に定め、データを分析するだけで満足しないように注意しましょう。
その際、最終的な目標(KGI)と中間目標(KPI)を分けて設定するのが効果的です。1つひとつのKPIをクリアしていくことで、大きなKGIの達成を目指しましょう。

注意点②:最初から完璧を求めない

アクセス解析では、前述したものをはじめ、実に多くのデータを収集することができます。しかし、最初からそれらすべてを活用しようとすると、ハードルばかり上がって途中で挫折する原因になります。
そのため、最初から完璧な分析をしようとせず、ツールを使いながら徐々に慣れていくことをおすすめします。
アクセス解析ツールを使って分析していくことで、自社サイトの課題が少しずつ見えてきて、使うべきデータの取捨選択もできるようになってきます。
それでも不安な場合は、WEB制作会社などにサポートを依頼してみるのもよいでしょう。

アクセス解析ツールを用いたWEBサイト改善の流れ

ここでは、アクセス解析ツールを用いてWEBサイトを改善させる基本的な流れを、具体例を添えて解説していきます。
アクセス解析の活用の仕方がわからない方は、ぜひご参照ください。

流れ①:現状の課題の把握

アクセス解析を行う前に、まずはWEBサイトが現状直面している課題をしっかり把握しましょう。課題を把握していなければ、適切なデータ収集ができないからです。
たとえば、ECサイトで問い合わせフォームを設置しているのに、そこからの問い合わせが少ないとします。この場合は「問い合わせが少ない」という点が課題になります。

流れ②:仮説を立てる

課題を把握したら、なぜそのような状況に至ったのか、仮説を立てましょう。
問い合わせが少ないという課題の場合、たとえば「問い合わせフォームが使いにくいのではないか」という仮説が立てられます。また、「問い合わせフォームへの導線がわかりにくいのではないか」という仮説も立てられるでしょう。
仮説は、分析の方向性を決めるうえで非常に重要な要素なので、必ずアクセス解析を行う前に立てるようにしましょう。

流れ③:ツールでアクセス解析を行う

課題をもとに仮説を立てたら、その検証に必要なデータをアクセス解析ツールで集め、仮説が合っていたかの答え合わせを行います。
たとえば解析の結果、問い合わせフォームページのアクセス数が十分だとわかれば、「問い合わせフォームが使いにくいのではないか」という仮説が正しい可能性が高くなります。
また、ランディングページなど他のページのアクセス数が十分にもかかわらず、問い合わせフォームページで極端にアクセス数が少なくなっている場合は、「問い合わせフォームへの導線がわかりにくいのではないか」という仮説が優位になるでしょう。
このように、仮説がどれくらい確からしいかを検証するために使うことで初めて、アクセス解析が意味のある作業となるのです。

流れ④:改善策を実施して効果を確かめる

アクセス解析ツールを使って仮説が確からしいものになったら、改善策を実施しましょう。
たとえば、問い合わせフォームが使いにくいことを改善させるには、フォームのフォーマットや色、文字のサイズ、色などを変更してみるとよいでしょう。また、問い合わせフォームへの導線が不十分だと判断された場合は、他のサイトに内部リンクを貼り、動線を補強してみましょう。
改善策を実施したら、一定期間様子を見ることも大切です。期間内のアクセスを再度解析し、改善されていなければ、別の改善策を試したり、仮説自体を変えたりしてみましょう。

アクセス解析に使われる主なツール

アクセス解析を行ううえで、ツールの使用は必須です。しかし、初めてのアクセス解析で、どのツールを選べばよいかわからず困っている方も多いでしょう。
ここでは、無料で使えるおすすめのツールを2つご紹介します。無料でも機能は十分なので、これからアクセス解析を始める方は、まずこれらのツールを試してみましょう。

Googleアナリティクス

Googleアナリティクスは、検索エンジン最大手のGoogleが提供している、無料のアクセス解析ツールです。
Googleアナリティクスは、初心者でも使いやすいシステムでありながら、中上級者でも満足できる多彩な機能を併せ持っています。
Google AdSenseなど関連のマーケティングツールと組み合わせることも可能なので、幅広い用途におすすめです。

Googleサーチコンソール

Googleサーチコンソールは、WEBサイトのGoogleからの評価を確認できるフリーツールです。Googleアナリティクスと違い、検索エンジン最適化(SEO)に特化しています。
Googleサーチコンソールでは、どのような検索キーワードでサイトが表示されるか、各ページのインデックスやリンクの設定ができているかなど、WEBサイトのSEO評価の指標を確認できます。
そのため、検索での上位化を目指すWEBサイトを作りたい場合は、ぜひ導入しておくべきツールだといえるでしょう。

まとめ

今回は、WEBサイトのアクセス解析について、概要から注意点、具体的な流れまでを詳しく確認してきました。
アクセス解析は、WEBサイトのコンバージョン向上のために必須の作業です。今回ご紹介したことを参考に、適切な仮説を立てたうえでアクセス解析を行い、より実用的なWEBサイト構築を目指しましょう。

弊社CREED BANKでは、WEBサイト制作サービスを実施しております。アクセス解析を含め、WEBサイトの維持管理などもお任せいただけます。
これから新しくWEBサイトを作ろうか考えている方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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